RTX2070(3060同等の性能)搭載、自作PCなら10万以下と超高コスパで作れてしまう
この写真を見て「自作PCって難しそうだな」「やっぱ初心者には無理だな」って思った方
「筆者もPC初心者ですよぉ!」
「PC初心者と言ってもある程度は知っているんでしょ?」とまだ疑っている人、今まで買ったことあるパソコンはiPad ProとM1 MacBook Airだけ。ゲーム機もXboxやPlayStationしか経験したことなし。
自作PC、初めてでも予想以上に簡単だった
これが本当に最初の自作PCだったけど予想以上に簡単だった。でも「なぜPS5やXbox Series Xが出たタイミングでPC買ったんだろう。」という疑問も残っているだろう。それについては別記事で長々と紹介しているので興味ある方はこちらから。
この記事は具体的にどうすれば「10万円以下でコスパ最強のPCを組み立てられるか」という紹介。
パーツを揃えるのは意外と簡単だった
パソコンを組み立てるとなると専門知識がたくさん必要な気がする。でも実際には全く必要ではなかった。
LEGOを一度でもやったことがあれば絶対に余裕。LEGOは¥2,000くらいのものでも何百ピースある。それがPCならたったの8パーツでパソコンで作れてしまう。
本当に簡単だということを分かってもらうために必要なパーツリストを作った。
- CPU
- GPU
- マザーボード
- PSU(電源)
- ケース
- RAM(メモリ)
- SSD(容量)
- ファン(なくても大丈夫)
これだけ!8個のパーツを集め、それぞれを組み合わせるだけでゲーミングPCが作れてしまう。
パーツ選びの基準
とにかくコスパが良さそうなやつを選ぶ。
と言っても、Amazonに出ているものなら問題ないだろうという浅はかな考えで、片っ端から一番安いやつを選んでいった。(どれも問題なかった。)
こだわったのは3つだけ。
- GPU(ゲームの快適さ)
- CPU(全体的な速さ+安定性)
- ケース(パソコンの見た目)
この3つさえ大事にすれば、あとはほとんど何を選んだとしても性能に影響はない。
GPUの選び方
ゲームをするときに一番大事なのはGPU。GPUの性能によってどれくらい綺麗にできるか、どれくらいスムーズにゲームが出来るかが決まってくる。
今のところ(2022年Q2の時点で)一番コスパが良いのはRTX2070だと思う。性能はRTX3060とほぼ同じ。でも1世代前だから勝手に3000シリーズより性能が悪いと思われ、値段は下がっている様子。
もちろん、Ray Tracingなど新しい技術を使った環境では多少の差(10~15%程度)が生じるようだが、値段の差を考慮すれば間違えなくRTX2070の方がコスパが良い。
何より、RTX3060は中古でも ¥50,000~60,000 が当たり前。でもRTX 2070なら¥38,000~43,000 ほどでたくさん見つかるので、コスパを重視するから絶対にRTX 2070がオススメ。
実際に下のグラフを見れば、ほとんどのシナリオにおいてRTX2070とRTX3060の性能は互角だと言えるだろう。
こっちは長々と紹介しているけど、一番大事なFPSに関しては120 vs 124 fpsとわずか3%の違い。値段の差が2万円近いことを考えると間違えなく2070の方がコスパは良いだろう。
CPUの選び方
正直に言うと、とにかく Intel core i3 12100F を選んで欲しい!!何故ならコスパがずば抜けて高いから。
ゲームにおいてはまだまだ4コアが主流。というのも、多くのゲームがマルチコアの処理に対応していないということもあり、お金をかけて6コアや8コアのものを選んでも性能が全く変わらないことがほとんど。
ゲームにおいて Intel core i3 12100F は¥15,000 と激安ながら、¥30,000~40,000 するcore i5とほぼ同じ性能。というか¥50,000 以上するCPUと比べても性能の差がほとんどない。
core i3 12100FはIntel 第12世代のCPUで、2022の1月に発売した最新の最強コスパ。
なぜcore i3 12100F でも十分かと言うと、それは GPU (RTX2070) の100%の性能を出し切ってしまうため、それ以上のCPUにしたところでゲームに影響が出ないから。
core i3 12100F は Intel の第12世代のCPUのため、40W程度と低い消費電力でありながら高いパフォーマンスを維持している。
パーツリスト
具体的に使ったパーツはこちら。
種類:パーツ名 | 値段 | 簡単な購入理由 | Amazonリンク |
GPU: GK-RTX2070-E8GB/MINI |
¥38,000 | 3060同等なのに、2,3万安く高コスパ | メルカリ:中古で購入 |
CPU: Intel core i3 12100F |
¥15,180 | ゲームメインなら1番コスパの良いCPU | https://amzn.to/3tSaeHx |
マザーボード: GIGABYTE B660M D2H DDR |
¥13,200 | Intel12世代に対応しており安かった | https://amzn.to/3R0uNeW |
PSU: 80 plus gold, 750W |
¥8.950 | 将来性を考え、少し強めの750Wを選択 | https://amzn.to/3brECSH |
ケース: Antec ATX mini-Tower |
¥7,045 | 大きくて問題なさそうだった | https://amzn.to/3OogbUZ |
RAM: 3200Mhz、8GBx2 |
¥6,980 | 3200Mhz、16GBの中で一番安かった | https://amzn.to/39TdKux |
容量(SDD): Crucial P1 500GB |
¥5,999 | 本当は1TBが良いが、500GBで足りる | https://amzn.to/3xWBeXx |
ファン: 4pin 120mm、3個セット |
¥1,480 | PCの冷却性能を強化 | https://amzn.to/3nprn7D |
ファンコントローラー: upHere 7ポート、4pin-PWM |
¥998 | 追加ファンを動かすのに必要 | https://amzn.to/3A5eQxT |
合計:10万以下が目標 | ¥97,832 | 可能な限り、高パフォーマンス | かなり高コスパな一台が作れたはず。 |
これでギリギリ10万円を下回りながら、市販されている17~18万のパソコンには余裕で勝てるスペック。
自作するとパソコンについての知識もたくさんつくので、ぜひ一度試してみて欲しい!
コメント