【M1 Mac】Blackholeを使ってOBSにデスクトップ音声を取り組む方法

シンプルを追求した結果の面倒…
パソコンの音をOBSが認識していない?
Mac+OBSでデスクトップ(パソコン上で起きていること)の音声を取り込む機能がないことに気づいた人もいるのではないだろうか。
本来であればOBS内で「ソース追加」→「インプット(マイクのマーク)」か「アウトプット(スピーカーのマーク)」と行けばそこにありそう。

でもどっちにもない。
Appleの面倒な制限
何故だかはミステリーだが、Appleが制限をかけている機能の一つに「デスクトップ音量の共有」が含まれている。
だからRealVNC(リモートで画面を見れるソフト)やChrome remote desktop(同じくリモートで画面を見れるソフト)で画面共有している時にも音声は送られてこない。

内部オーディオを使えるようにする仮装オーディオドライバ「BlackHole」
「BlackHole」はオープンソースのMac用ドライバ。オープンソースというのは、一般の人による一般の人のための一般のアプリ。と言っても開発しているのは大抵かなりITが得意な人なのだが。
オープンソースなので誰でもソースコードを見ることができるのが特徴。

また自分の必要に合わせて好きにコードを変えられるのも強み。
難点は企業が管理しているわけではないため、楽できる機能が少ない。例えばGoogleアカウントでのログイン。アカウント管理の面からはめちゃくちゃ便利なのだが、オープンソースとなってしまうとほぼない。(お金がかかるから)
あとはダウンロード仕方もちょっと特徴的なことが多い。お金を払ってAppleに許可を貰うくらいなら、裏道を使ってタダでダウンロードということがほとんどなので。
BlackHoleインストール仕方
ここのリンクにクリックするとBlackHoleのホームページに辿りつくはず。

もしダメならGitHubのページからURLに飛んでくだされ。
アカウント認証
ホームページに辿り着くとこんな感じの黒い画面がお出迎え。とにかくメアド、名前を入力(偽名でも良し)する。

するとメールにダウンロードリンクが届くので、そこからダウンロードが可能。
インストール仕方
画面の指示に従えばできる!!!
ダウンロードしたファイルを開いたら、あとは「次へ」をクリックしまくれば終わり。
アプリ一覧にない?!
インストールしてもアプリ一覧には表示されないので注意。今回インストールしたのは「オーディオドライバ」なので。
Macの細かいオーディオ設定は「Audio MIDI」というアプリの中からする。
このアプリを頑張って探すのもアリだけど、こんな時こそのspotlight検索。
Command + spaceで検索ボックスが開くので、そこに「audio midi」と打ち込めばアプリが出てきやす。
ここでblack holeとスピーカーをセットにしなくてはならない。
セットにすることで内部オーディオのblack holeとスピーカーの両方を同時に使えるようになるので。
Audio midiの設定仕方
まずは左下の「+」を押す。
「マルチアウトプット」を選択。

一覧から「black hole」とMacBook スピーカー(同時に使いたい音量)を選択する。

設定完了?!
Mac側の設定は完了。
あとはOBSの中での設定。先ほど同様に「ソースの追加」→「インプット(マイクのマーク)」に行くと新しく「BlackHole」という名前のソースが追加されてるはず。

これをクリックして完了と思いきや、いざ再生してみると上手くいかないかも。
Macで混ぜたマルチオーディオを選択する必要

音量選択の一覧に新しく「マルチアプトプットデバイス」というのが追加されていると思うので、これを選択するとBlackHoleと選択したスピーカーの両方に音声が出力されるように!
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