【AIで高画質】Pixelmator Proの「ML Super Resolution」 iPhone / Macで写真の解像度を上げる
Pixelmator Pro はApple製品向けの画像編集アプリ。iPhone, iPad, Macで簡単に画像編集をしたい人には超オススメできる。
この記事で紹介するのは、AIを使って画質を向上する 「ML Super Resolution」 と呼ばれる機能について。
Appleのニューラルエンジンを使用
Appleのニューラルエンジンは iPhone XのA11チップから搭載され、M1, M2でも継続して搭載されている、AI処理を高速化するためのエンジン。
CPUは主に計算に使われ、GPUはグラフィック処理に使われるのに対して、ニューラルエンジンはAIなどのスマート機能を高速化するために使われる。
CPUやGPUを使ってAIのための計算を処理しようとするよりも何倍も効率が良いため、高速でバッテリーの消費も少ない。
画像の解像度を、AIを使って向上される
この2つの画像を比較してみて欲しい。どっちの方が好き?
個人的には右側の画像の方が断然良いと思う。比較対象にならないくらいにクリアでハッキリしている。
この画像は元々の画質が低いため違いが非常に分かりやすい。個人的にこの機能をよく使うのがスクショであったり、ネット上からダンロードした解像度の低い写真。
画質の良い写真でも効果は見られる!
元々の画質が良いと解像度を上げた時の違いが見えにくいかもしれない。
この画像、ぱっと見では違いが見えないかもしれない。しかし顔のメガネがはみ出している部分を見れば、明確にAfterの写真の方が圧倒的にクリアなのが分かるだろう。
ズームインすればなおさら違いが分かりやすい。ここまでズームすると元々の画像がぼやけていることが分かる。しかし解像度を上昇させることで全体的な綺麗さが向上しているのが分かるだろう。
これでネット上の画質の悪い写真も、そこそこ綺麗にして保存できるので重宝している。
ML Super Resolutionの使い方(iPhone / iPad)
モバイル版の使い方は非常に簡単。
- アプリ内から加工した画像を選択する
- 右上の3つの点ボタンをクリックする
- 「Super Resolution」を選択する
iPhone / iPad のPixelmatorは簡単に写真の編集をしてみたい!って人に向いている。撮った写真の色を調節したかったり大きさをちょっと変えてみたい、なんて時に便利。
あとは消しゴムマジックほど優秀ではないけど、同じ消しゴム機能も付いているので、本格的にスマホで画像編集したい方にはオススメ。
ML Super Resolutionの使い方(Mac版)
Mac版も使い方は非常にシンプルで簡単。
- アプリ内から加工した画像を選択する
- 右上の3つの点ボタンをクリックする
- 「Super Resolution」を選択する
実はモバイル版と全く一緒。デザインが統一されているので、操作性も引き継げて良さそう。
Mac版の方が値段が少し高いのだが、その分可能になる加工の量もめちゃくちゃ増える。写真の一部分の切り抜きだったり、他の画像と組み合わせて新しい画像を作ったり、可能性は幅広い。
Lightroomのようなサブスク(毎月お金を払う)のではなく、買い切り(1度買ったら永遠に使える)なので、画像編集に興味ある方は挑戦してみても良いかも!
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